英語の先生の選び方

英語教育

英語教育に携わって約20年。保育士、幼稚園教員、小学校教員免許を持ち、教育の専門家として子どもの成長に寄り添い、英語教育を進めてきました。そんな私の英語教育がメインの、教育について書いてあるブログです。

子どもの英語教育をスタートするのに最も重要なのは「先生」かもしれません。

大人であれば、自分から「英語を学ぼう!」と思って始めますが、ほとんどの子どもは親の希望で始めます。
つまり、本人の意思ではない。

自分の希望でもないのに、連れていかれた場所が居心地の悪いところであれば、嫌ですよね。
子どもは自分の感情を細分化することができないので「その場所が嫌い」ではなく、「英語が嫌い」になってしまいます。

せっかく英語を好きになってもらおうと連れて行ったのに、子どものうちから英語嫌いに育ってしまっては逆効果。

特に子どもの頃は「英語」だけを学ぶのではなく、人としての土台を作る大事な時期に大きく関わる先生だから気を付けてあげたいですよね。

じゃあ、どんな先生がいいの?と思われます。

いろんな先生がいる中で、今回はよく聞かれる、

ネイティブの先生がいいの?日本人の先生がいいの?」について書かせていただきます。

☑ 先生選びが難しい。

☑ ネイティブの先生がいいの?

☑ 教室にネイティブの先生がいないんだけど・・・。

こんなことに困ってる、興味がある方に読んで頂きたいブログです。

日本人の先生がいい?外国人の先生がいい?

これはどちらがいいとは言えません。

「白人の先生=いい先生」と思われる方もまだこの時代でも多いです。
これは本当に残念

例えば、いきなり「日本語おしえて」って言われて、すぐにカリキュラム等組めないですよね?

対象年齢、学習目標、今の能力、どういう方法が知識の定着率が高いかなどなど、人それぞれに学習スタイルが違います。

日本語が話せるからと言って、国語のテストで100点取れないですよね?
誰でもが国語の先生にはなれませんよね?

「英語が話せる=英語が教えられる」ではありません。

なので、ネイティブの先生だからいい、日本人の先生はダメと、一概には言えません。

ネイティブの先生だからこそ得意とするところ、第二言語として英語を学んだ日本人の先生だから得意とするところが違います。

これ以降はエビデンスがあるわけではないこと、個人的な見解であることを理解した人だけ読み続けてください(笑)

ネイティブの先生が得意とするところ

1.  慣れ

日本は都会ではだいぶダイバーシティー、多様性にあふれてきています。
Kobe Kids Baseのある神戸でも海外から来た方を多くみられるようにはなりました。

ただ、日常生活において、海外から来た方と関わる機会はほぼないと思います。

日常生活でほぼ日本人に囲まれて過ごす子ども達にとって、海外から来た方は基本的には背が高く、髪の毛の色も、目の色も、話す言葉も違う。
英語教育、ダイバーシティー教育はこの「違い」を受け入れるところから始まると思っています。

私自身、大学生の頃にアメリカでボブ・サップみたいな大きな方に話しかけられ、怖くてフリーズした記憶があります。
今思えば失礼でした。(ごめんなさい)
差別って、悪意のある差別だけではないとこの時学びました。

2. 発音

やっぱり発音

でも、注意点が2つ。

【注意1】
ネイティブと呼ばれるのがイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド。
この5か国でも発音も、使う単語も全然違います。

まぁ、小さい日本でもたくさん方言があるので、ネイティブだら大丈夫と思ってたら、めちゃ英語がなまってるなんてこともあるので、要注意(笑)

ネイティブであっても、ネイティブでなくても、スタンダード、日本語で言う標準語を話す先生がいいですね。

【注意2】
共通語として多くの人に話されている英語。
全員がスタンダードの英語を話してるわけではないので、いろんな英語を聞きなれていないと理解できないことも・・・。(これ私)

英語の試験でも、アメリカだけでなく、いろんな国の人の英語を採用しています。

3. 現地の人だからわかること

文法的に間違っていても、現地の人が使う言葉だったり、文化的なところ、そういう細かいところはネイティブの人でないとわからない事も多いです。

ただ、子どもの英語教育で、そこまでの内容が必要なのか・・・は疑問ですよね。

日本人の先生の得意とするところ

子どもに寄り添う気持ち

第二言語として英語を学んだ日本人の先生だからこそ、どうやって学ぶのがいいのかを知っています。そして共感ができる。

第二言語を学ぶ上で、「なんでこうなるん!?」って思う事はたくさんありますよね。
もともと話せる言語だと、なんとなく話せるようになった言語だから説明しにくいことがあります。

第二言語を修得する難しさも共感できるからこそ一緒に頑張れる!

テスト対策ができる

日本で英語を学んでいて、中学受験、高校受験で必要になってくるのが英検。

このレッスンは日本人の先生がおススメです。

もちろん外国人の先生が教えることもできるけど。

日本人の先生は、ほぼほぼ大半の先生が受けた経験があるはず。
受けたことのあるテストだからこそよく出る傾向もわかる。
対策もわかる。

外国人の先生が教えると、まずその先生の言ってることがストレスなく聞き取れるレベルにある必要がありますよね。
まぁ、そのレベルだったら英検の先生が要らないレベルなんじゃないの・・・?と思ったり(笑)

まとめ

いかがでしょうか。

「英語」と一括りにするのではなく、どんな「英語」を学んでほしいかをしっかりと考えることが大切ですね。
そして、それに合った先生を選ぶこと。

それがわからなければ、子ども達が楽しそうにしてる教室に通う事。

神戸にお住まいの方は、子どもが「毎日通いたい!」というスクールの、Kobe Kids Baseへ♪

お知らせ

Kobe Kids Baseでは、探究学習、STEAM×英語、アウトドア学習の3本柱で、子ども達にグローバルな視点を持てるよう教育を提供しております。

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●12月中 オンラインレッスンモニター生募集中

通常週1回40分 4000円/回
12月スタートで3レッスンが3000円

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冬休み等、子どもを一人で置いておけない保護者の方へのサポートです。
(もちろん理由がそうでなくても大丈夫)

日時はいつでもご相談ください
基本9:00~15:00 5000円/日
延長や時間の変更など、ご相談ください。

●へちキュープレゼン(オープンイベント)

12月12日(木)@三宮プラッツ

ミーツワインのイベントにお邪魔し、小学生がプレゼンします。

●クリスマス会(オープンイベント)

12月15日(日)@三宮プラッツ

12:00~17:00

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