英語教育に携わって約20年。保育士、幼稚園教員、小学校教員免許を持ち、教育の専門家として子どもの成長に寄り添い、英語教育を進めてきました。そんな私の英語教育がメインの、教育について書いてあるブログです。
☑ レッスンの様子が知りたい!
☑ このレッスンのねらいは?
こんな方に読んでいただきたいブログです。
今回は
・火曜(英語、STEAM×英語)
・水曜(STEAM×英語)
・木曜(探究学習、STEAM×英語)
・金曜(英語、STEAM×英語)
のクラスのレポートです。
STEAM×英語 活動内容とねらい
今回は五感の中の「視覚」。
私たちの視覚がどれだけあいまいなものなのかを実験。
たくさんの子どもたち知ってる画像もあったのですが、「どう思うか」ではなく、「どう見えるか」で楽しみました。

大人も楽しめる画像ばかりなので、よかったら↓のURLよりサイトに行ってみてくださいね♪
https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_04_18.html
ここでのいろんな画像をみながら、Which is longer?などの比較の表現を学び、longer, shorter, bigger, smallerなど、いろんな比較の表現に触れることができました。
そのあとは「ミッケ」の絵本「I SPY」をみんなでしました。
I SPYの本は読みと英単語の勉強にもなるのですごく楽しい英語のレッスンです。
読める子は読んで探したり、読めない子は聞いて探したり、新しい単語を学んだり、楽しく英語学習ができるので、お家でもよかったら一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか♪
レッスンの様子
火曜(英語、STEAM×英語)
1コマ目(英語)
お天気がすっきりしないせいでいつもよりドヨンとした雰囲気の子どもたち。
そういうときもあるよねぇ・・・。
オープニングクエッションを今まで聞いていたのですが、定着してきたから、何も言わなくても”Let’s get started!”と言ったら、ホワイトボードに自分で書いてくれるようになりました♪
しかもTuesdayと書いて、dの下に(b)を書くおちゃらけまで(笑)

そしてChat Timeには好きなゲームの話を。
ニンテンドースイッチ2の話で盛り上がりました。
最近のゲームはすごいですねぇ・・・。
今日の構文はShe/He has to ___.
単語は難しいので引き続き同じ単語たちを。
同じ単語をしていると少しずつ覚えてくるのが増えるので成長も見えてきますね♪
私が中学校で英語を学び始めたとき、なんでhave(持つ)がhave to(しないといけない)になるの!?
しかもハブじゃなくてハフトゥーってなに!?
てか、hasってなんで!?と、めちゃくちゃ「???」つきませんでした??
子どもってそんなこと関係なくスッと耳から入ったものを落とし込めちゃうのがすごいですよね。
こんな風にすぐに吸収できてから文法のレッスン等で整理していく方が、「英語」を自分のものにできますよねぇ。
最近娘の中学での英語を見てるのですが、本当にスピードも速く、内容も難しすぎると思います。
うちの娘は英語を多少してきたので、「ピリオド忘れない、文章のはじめは大文字ね」程度のテスト勉強で大丈夫ですが、英語教育をしてこなかった子の英語学習は本当悪夢でしょうね・・・。
日本全国の子どもたちの英語教育は無理ですが、せめて私とかかわった子どもたちにはそんな悪夢は見させません!!
と、ちょっと話がそれましたが・・・。
今日はOtrioに飽きたらしく、ドーナツのバランスゲームをしながら。
He has to do his homework.など、いろんな文章を言い合いながら楽しみました。
toの後の文章も、このクラスは本当バリエーション豊かに表現できるので、さすがです。
Reading Timeを設けようと思ったのですが、今日はかたくなに拒否(笑)
レッスンスタート時から少し今日はいつもより元気がない子どもたちだったので、今日はなしにしました。
英語教育に無理は禁物。また来週頑張ってもらいます♪
2コマ目(STEAM×英語)
もともと知ってるからか、本当は同じ大きさなのに違う見えるとか、本当はまっすぐなのに曲がって見えるなどの画像を見せても、全部正しいことをいう子どもたち。
なので、how you think(どう思う)じゃなくて、how you see(どう見える)を教えてと言い続けました(笑)
Otrioの時もそうですが、かたくなに私には負けたり騙されたりしたくない子どもたち(笑)

そのあとはI SPYを楽しみました。
もちろんこのクラスは読みも自分で。
水曜(STEAM×英語)
今日は一人お休みだったので、やりたいこと何かあるか聞いたら、以前やった糸掛け曼荼羅をリクエストしてくれました。
その準備中、ズートピアと英語で見ながらまえにつくったスライムを。
1人で思う存分遊んでいました。
もっと遊びたいというかと思いきや、レッスンの時間になったらKちゃんの方から時間だよとおしえてくれました。
そんなにレッスンを楽しみにしてくれているのが本当にうれしいです♪
オープニングクエッションではrainyのスペルで、どうしてaiが「エイ」と読むのかというところに「なんで?」とひっかかる。
本当そういうところに気が付くのってすごいですよねぇ。
pail, tail, mailなど、例をだしたら、しっかりと音をつなげて読むことができていました!
五感の復習でも、smell, tongueなど普段聞きなれてないような言葉も覚えててびっくりでした。
そのあとはI SPYを読みながら一緒に探しました。
red bottle, blockなども読めていたし、bearは「クマね」と単語もしっかりと理解して探すことができていました。
It’s on the right page.などの表現もこういう活動ならではだなぁと思いました。

1ページしたら糸掛け曼荼羅を。
1人だったので私も対応しやすく、2色ができました!
また時間のある時にやりたいそうで、おいています。
いつできあがるかなぁ…。
木曜(探究学習、STEAM×英語)
1コマ目(探究学習)

ようやく話がまとまりました!
スクールの周りの日本のものを紹介することに。
節分の恵方巻を海外から来ている私の友人に教えた日に、Oちゃんがすごく上手に教えていたところから、日本に住んでいる海外から来た人にもっと日本のことを知ってもらいたいというところから始まりました。
紆余曲折ありましたが、結局もともとのテーマにもどってきました♪
子どもたちとスクール周りの散策で見つけたいいところをリストアップし、そのなかで日本らしいものだけを残し、その中でも言いたいものを4つに絞りました。
これからその4つについていろいろ調べて、どんなことを伝えたいかを子どもたちと話し合っていきたいと思います。
そして9月のイベントでの発表をしたいと思います!!
詳細は決まり次第ご連絡させていただきます。
2コマ目(STEAM×英語)
先週Yくんがお休みだったので、Yくんが遊べなかったスライムで少し遊びました。
このクラスは本当スライムが好きですね♪
それから錯覚のサイトをみました。
見たことのある画像もあったようですが、いろんな画像を見て、すごく楽しんでくれていました♪
いくつかそう感じることができなかったものもあったみたいです。
もしよかったらお家でまた見てみてくださいね♪
そしてISPYを。
探すのには苦労していましたが・・・、しっかりと子どもたちだけで読むことができていたのにびっくりでした♪

金曜(英語、STEAM×英語)
1コマ目(英語)
オープニングクエッションがかなりレベルアップしていてびっくりしました。
スペルアウトもしっかりとできるようになっていました。
前回説明したマジックレターEもなんとなくわかっていて、Juneもできていました。
今日は27日の”27th”が急には出てこなかったのですが、しっかりと1から数えてくれました。
数字の27はそのままtwenty-sevenですが、日付のときはtwenty-seventhと、thを付けることを説明しました。

一文字フォニックスをさらっとおさらいしてから、Reading Raceの2枚目を。
ちょっと難しかったようなので、2列目までしました。
どうしても子音だけの音に慣れていないので、sを「su」となってしまったりして、「sold」を「スゥオールド」などになってしまったので、これからもフォニックスを丁寧に頑張りたいと思います♪
子どもたちから神経衰弱のリクエストを。
アルファベットはもうできるので、これもフォニックスの練習で。
2コマ目(STEAM×英語)
目の錯覚のサイトでは、一番素直に引っかかってくれたのがこのクラス。
めちゃくちゃかわいかったです。
しっかりと英語でThe left one is bigger.など、英語で表現してくれました。

ここでも30秒数えるのに苦戦していたので、これからも繰り返し繰り返しカウントは子どもたちにしてもらって慣れていきたいと思います。
金曜クラスは隔週なので、なかなか定着させてあげるのが難しいので、もしお家でもお風呂に入ってカウントするときに英語でよかったら挑戦してみてくださいね♪
まとめ
このレッスンでは年齢の差がすごく出たレッスンでした。
大きい子たちは同じような画像を見たことがある子が多く、「知ってる知ってる!」といった感じの子が多かったです。
レッスンは英語を学ぶことが目的なので、どう見えるかにフォーカスして答えてもらいました。
そして低学年の子たちは知らない子が多く、驚いてくれる反応がかわいかったです。
そして、I SPYもはまって楽しそうにするクラスと、顔が曇るクラスとはっきりとわかれたので、このレッスンについては私にも学びになりました。
もちろん、早く終わってしまったクラスも、時間を無駄にしないように英語の絵本を読んだりして、英語のレッスンとしては充実した時間を過ごしたのでご安心ください。
お知らせ
Kobe Kids Baseでは、探究学習、STEAM×英語、アウトドア学習の3本柱で、子ども達にグローバルな視点を持てるよう教育を提供しております。
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