英語教育に携わって20年以上。保育士、幼稚園教員、小学校教員免許を持ち、教育の専門家として子どもの成長に寄り添い、英語教育を進めてきました。そんな私の英語教育がメインの、教育について書いてあるブログです。
☑ レッスンの様子が知りたい!
☑ このレッスンのねらいは?
こんな方に読んでいただきたいブログです。
今回はSummer School Week2の4日目、5日目(8月6日、7日)の様子です。
4日目(8/6)
お団子販売当日!
保護者の方にはお忙しい中わざわざスクールまで上がってきてくださってありがとうございました。

子ども達もいつもいらっしゃらない保護者の方々がいらっしゃることで、ちょっといつもと違ってソワソワしてる感じがかわいかったです♪
お団子の準備も始めは私にどうしたらいいか聞いてきてた子も、少しずつ自分で準備する姿が。
せっかくスクールで時間も場所もゆっくり確保できていたので、子ども達にいろいろ発表してもらう事に♪
Kids Base Dango Labの名前の由来や、お団子一つ一つの名前やコンセプト等、自分の言葉でお話してもらいました。

それから自分の担当に分かれてお団子屋さんスタート!


実際、お客さんはいつも一緒にいる保護者の方ですが、子どもの顔はカチコチ!!
それだけ必死だったんでしょうね、かわいかったです♪

お客様にお団子をお出しして、最後にアンケートを。
アンケートの方法も子ども達で考えてしてくれました。
結果、みたらし+チーズが1位!!
本当、これは意外と甘いみたらしとチーズの塩分があまじょっぱくいい感じでした♪
のまちだんごさんでもぜひ販売してくださいと子ども達とビデオレターを送りました。

保護者の方が帰った後は、子ども達とお団子をゆっくり堪能しながら反省会を。
実は、子ども達にとってこんな風にゆっくり食べるのははじめて。

そして初日にはお団子が嫌いだと言っていたRくんもペロリと食べていました♪
皆で作ったり、みんなが食べてたらおいしそうに見えますよね~。
まぁ、お団子じゃなくて苦手だけど栄養のあるお野菜でそうだともっと嬉しいですけど・・・(笑)
1つ苦手を乗り越えるという経験は子どもにとっていい成長の一つですね!
このWeek2の大きな山場のひとつだった木曜日のお団子販売が終わって、ホッと一息ついて私がコーヒーを飲んでたら、子ども達がワラワラと集まってくる(笑)
「ちょっとぉ、なんで集まってくるんよぉ、こんなにスペースあるのにぃ」って言ったら、子ども達が「だってミス山田が好きなんだもん。」と(泣)
お買い物に行ってる時にもみんなが私の周りを歩くから足を踏んづけてしまいそうになったりして、私の半径1mは歩かないでと伝えても、押しくらまんじゅう状態。
子ども達がフリーの時間に王様ゲームを始め、「私のいいところを3つ教えて」と言う命令をしていたので、私も冗談で「ミス山田のいいところを3つ教えて」と言ったら、子ども達から本当にたくさんのステキな言葉のプレゼントをもらいました。
こんなに愛されてもいいのでしょうか・・・ポッ
みんなでのまちだんごさんにビデオレターを作りました。
伝えたいことを箇条書きにして、それを組み合わせて一つの手紙にしました。
ホワイトボードに誰が書くか、どんなふうに話すか、誰がどの順番で話すかなど、子ども達同士でしっかりと話し合って決めることができました。
子どものうちは相手のことを考えて行動することってすごく難しいはずなのに、こんなに協働作業がスムーズにできるのは本当にすごいことだと思います!!
(のまちだんごさんからもビデオレターが嬉しかったとお返事いただいています。)
5日目(8/7 @川の音Base)

川の音Baseへの道は本当みんなワイワイ楽しそう!
川の音Baseの駐車場から約1kmの山道もみんなすいすいと。
すごい急でもなく、程よく坂道で、多少舗装されているところもあるけど、砂利道で、子どもにとってすごく挑戦しやすいアウトドアの場所。

事務所について、用意してくれていたワゴンをほんの数m運ぶだけなのに子どもたちはワゴンの取り合い。
荷物が入っていて重いのに、ワゴンに入ってるだけで子ども達にとってはワクワクするんですよねぇ♪

先週参加した子はすでに川に入りたいとウズウズ(笑)
少しがまんしてもらって、テーブルやイスのセッティングから。
組み立ても先週した子が今週参加した子に教えてあげたりと、子どもの成長を感じました♪

お待ちかねの川遊び♪
少し気温が落ち着いていた数日だったので川の水が先週より冷たい!!
川に入るのにも「冷た~い!!」と(笑)
そして同じ川でも、入る場所やメンバーが違うと遊び方も違って、今日は魚探しに夢中の子ども達。
魚を見つけると「魚~!!!」と喜びながらも、ネットで捕まえると「きゃ~!怖い~!!」と(笑)

今日の収穫は大きな魚と、小さな魚と、カニ。
そして水の掛け合いっこ。
川の水が冷たいから子ども達の叫び声が響いてました♪

そしてスラックラインにつるされたブランコ。
スラックラインにつるされているから、ちょっと普通のブランコとは違う揺れ方で面白いんですよ。

少し遊んだらBBQの準備。
炭の乾燥具合や、風のせいかな?なかなか火がつきにくく、火がついてもすぐに消えてしまいそうになる・・・。
それも自然相手だからしょうがない。
そんな経験もまた大切な経験の一つですね。

今回は食材を焼くのにも興味を示す子ども達。

BBQが終わったらびしょびしょになるまで水鉄砲大会!

カエルも見つけました♪

帰り道は、先週できなかった子もみんなで笹船づくり。
子どもが夢中になるものの本質的なところって昭和から令和になっても変わらないですよね。
まとめ
夏になると毎週子ども達を川の音Baseに連れて行きますが、本当同じ川でも少し場所を変えたり、メンバーが変わったり、その時の気温によって遊び方が変わるなぁと思いました。
自然の中の活動は子ども達が主体性をもって活動をしだしますね。
それぞれに違う事をしていても時々交差したり、協働したり、また離れたり。
ちょっと話はずれますが、いろんな国の教育を学んだりしますが、どんな事を教授するかより、子ども達の取り巻く環境が大きく子ども達の教育に大きく影響しています。
北欧やオランダなどの教育でよく取り上げられる国では子ども達のこういった自然活動を本当に大切にしています。
このSummer Schoolでの子ども達の様子を見ていると、その事がよくわかります。
受け付けまでの道のりでのやり取り、設備運びやBBQの準備などのちょっとした挑戦、生き物を含む自然環境への興味関心、全ての活動において子ども達が自立性と協働性、知的好奇心を刺激します。
そんな活動をたくさん味わった子どもたちは学びに積極的になるでしょうね。
本当、お団子作りから川の音Baseでの自然活動、すべてにおいて子どもたちの主体性と協同性を感じる1週間でした。
私の予想以上に充実した1週間。
それはこの子どもたちだったからの一週間だったと思います。
参加してくださった方、ありがとうございました!!
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