英語教育に携わって約20年。保育士、幼稚園教員、小学校教員免許を持ち、教育の専門家として子どもの成長に寄り添い、英語教育を進めてきました。そんな私の英語教育がメインの、教育について書いてあるブログです。
☑ レッスンの様子が知りたい!
☑ このレッスンのねらいは?
こんな方に読んでいただきたいブログです。
今回は
・火曜(STEAM×英語、英語)
・水曜(STEAM×英語)
・木曜(探究学習、STEAM×英語)
・金曜御影クラス(STEAM×英語)
のクラスのレポートです。
STEAM×英語
今週からは「世界の食べ物」♪
英語を学ぶ理由はなんですか?
きっと、テストでいい点数を取るだけが目的だとKobe Kids Baseにはいらしてないと思います。
「英語」を目的にするのではなく、「英語」を使って自分を表現する、世界を知る、そんな「英語」をツールとして使えるようになってほしいという目的だと思います。
そうだとあってほしい(笑)
世界を知るにはいろんな方法があると思います。
その一つが「食」。
今は本当多くのスーパーが珍しい海外の食材を販売してますよねぇ!
用事もないのにKALDIをうろうろしちゃう。
コーヒー目的ではありませんよ、たぶん(笑)
余談ですが、英語で、Y.O.L.O.(ヨーロー)という表現があります。
「You only live once.」で、「人生一度きり」という意味です。
私は後悔しないように、できるだけいろんなことに挑戦したいと思っているので、子どもたちにもいろんなことに挑戦してほしいです!
せっかくこんなに簡単に世界の食べ物が手に入るのだから、子どもたちにはいろんな食べ物に挑戦してみてほしいです!
こんな風に「食」から知る世界も楽しいですよね!
たくさんの国を調べることが目的ではなく、食べ物の話をして、その食べ物がどこの国の食べ物かを可視化するためのものなので、持ち帰っていただく地図は全然色が塗れてないと思います。
でも、地図を使ってお話をするから、韓国って意外と小さいことや、ロシアが大きいことなども知れて、「食」だけでなく、「世界」について意識することができました!
では、それぞれの曜日でどんな様子だったかをご覧ください↓↓↓
火曜(英語、STEAM×英語)
延長で子どもが来てくれていたので、一緒にとうとうお家を片付けました。
子どもたちがせっかく一生けん命作ってくれたので、なかなか私が片付けられなかったのですが、きれいに切り残せるところだけ切り残して、さよならしました(泣)


今日の構文は「How much is this? It is ___yen./ dollers.」。
フリーでいろんな質問をしてくれました。
お金の計算は難しいですね・・・。
英語の勉強をしながら為替の勉強にも(笑)
「Uh-huh.」[Uh-uh.」と、でYesかNoがわかりにくいとよく子どもに「やめて~」と言われます(笑)
もうこれは慣れるしかないですね・・・。
ちなみに、私も書いたことがなかったので、スペルも検索しましたが、あってるかわかりません(笑)
グルーアートでは新品のボンドが固まって出ないというハプニング。
新しいボンドに変えてからは集中して制作をたのしんでいました♪
まぁまぁ根気のいる作業だったのですが、最後まで頑張っていました。
この作業は高学年でも難しかったので、他の曜日でどうするかなやんでいたら、子どもたちから素敵なアイデアを出してくれました♪
子どもたちのほうが柔軟だわ!
ちなみに↓こちらが子どもたちのアイデア。

世界のご飯の活動では、いろいろ提案しましたが・・・結局ピザに。
ただ、今回は好きなピザではなく、イタリアの代表的なものを作るんだよと調べたら、「マルゲリータ」。

結局普段のものとあまり変わらない(笑)
子どもたちが楽しいのであればいいのですが・・・、このレッスンのねらいとは逸れてしまうので、一緒に世界のおやつを用意してあげようかなぁと思っています♪
火曜日は2週間あいてしまうので、その日だけ周りとは違う内容になりますが、2週間後にピザづくりをしたいと思います♪
水曜(STEAM×英語)
私とお話するのを楽しみにしてくれる水曜の子どもたち。
今回は学校での勉強の話に。
↓下が私との会話
子「社会と理科が嫌い。」
私「そうなん?でも、体験に来てくれた時のバスボムづくりも理科だよ?」
子「Ms.Yamadaとのレッスンは楽しい!でも、学校の理科とかは覚えるのがいっぱいでいや。それに、理科は虫がきらいだし、自分のやりたいことじゃなくて、させられるのが嫌だ。」
本当にそうですよね…。
子どものときの成長って、本当個人差があるし、興味・関心も全然違う。
その時の気分の浮き沈みもありますしね。
学校での一斉教授スタイルの学びは、タイミングも内容も決められているって本当にしんどいと思います。
実際私も学校での勉強は大嫌いでした。
でも、大人になってから勉強が大好きに。
子どもたちにも「学ぶ」楽しさを伝えられたらうれしいです。
今日レッスンでは、まず社会(地理)から。
地図で国を探しているときには子どもたちから
「インドでか!」
「中国のほうが大きい!」
などの声がたくさんでてきました。
”China is bigger.”というと、「中国ってChineseじゃないの?」と。
すごい気づきですよね!!!
「China」が中国で、「Chinese」は中国人とか、中国のっていう意味と教えてあげると、納得した様子。
さらに、”big”じゃなくて”bigger”っていうの?と。
本当すごく聞き取れてるし、気づくのがすごい!!
“bigger”は、何かと比べて大きいっていう意味だよと伝えました。
バチカン市国も知ってて、「社会すきじゃーん!」と伝えると、うれしそうにしていました。
学びって本当は教科では分けることができないくらい複雑に絡み合ってるし、細分化すると嫌いな教科でも、内容によっては好きなところってありますよね。
そういうのを周りが伝えてあげると、「社会が嫌い」じゃなくなるかもしれないですよね♪
このクラスも火曜に続き、マルゲリータピザになりました(笑)
子どもたちって意外と定番メニューがすきですよねぇ・・・。
木曜(探究学習、STEAM×英語)
おもちの発表の準備をしました。
一緒にモニターをみながら文章をつくりました。
てにをはをしっかりと自分たちで考えて文章を作ることができていました。
臼と杵を説明するに、絵を描く子と立体物で作る子と。
最終的には二人で協力しながら立体で作りました。

子どもたちが自分たちで考えて試行錯誤してる姿って本当キラキラしてますよね♪
来週、イギリス人の友人がゲストとして来てくれることになったので、ぜひお餅の紹介をしておもてなしをしてもらえたらと思います♪
STEAM×英語のレッスンでは、世界の料理の話の中で、いろんな国の食べ物が出てきました♪
タイ料理、台湾料理、韓国料理。
木曜クラスはいろんな国のご飯の中から、台湾料理をチョイス!
私もあまり食べたことのない料理にどんな味がするのかワクワクしています♪
金曜御影
金曜日は隔週のため、料理ではなく、いろんな国のお菓子を紹介しました。
今回用意したお菓子はこちら↓↓↓
・トルティーヤチップス
・マンゴー
・ココナッツ
・クッキー
・オーギョーチゼリー
・台湾豆乳
です!
1コマ目
世界地図を広げて、知ってる国や、持ってきたお菓子の国を探しました。
アメリカ大陸って、なんでアメリカの国だけじゃないのにアメリカ大陸?と不思議を発見!
残念ながら私も知らないので、調べてきて~と(笑)

ちなみに、調べたら「アメリカ大陸という名前は、イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチの名前に由来しています。1507年に、ドイツの地理学者ヴァルトゼーミューラーが刊行した世界地図で「America」と表記したのが始まりで、その後一般的に使われるようになりました。」だそうです。
ちなみに、国名の「アメリカ」もここからの由来だそうです。
つまり、アメリカという国よりも、大陸の名前が先なんですね!
勉強になりました。
次回教えてあげようと思います♪
国を探しているときに「アニョハセヨ」「ナマステ」など、世界の挨拶を教えてくれました。
色を塗るのもフラッグを調べて色塗りしていました。
世界を知るって、いろんな視点から広げることができますよね♪
トルティーヤチップスが1番だそうです。
2コマ目
1コマ目をしている時から外からのぞいたり、「ミスヤマダダンダン~♪」みたいな歌を作ったりしてくれてました(笑)
レッスンが始まってから、少しフリートークを。
子どもたちが一斉に話出すから聞き取れない(笑)
残念ながら私は一つのことしか聞き取れませんよ・・・。
でも、そんな風に聞いてほしいことがあふれるっていいことですよね♪
地図でいろんな国を知ってるかの話で盛り上がりました。
どんな国を知ってる?と聞いたら、「ケニア!」。
まさか一つ目がケニアとは(笑)
学校のALTの先生がケニア出身だそうです。
出身国を真っ先に言ってくれるなんて、先生も知ったらうれしいでしょうね。
(ALTの先生をしてるお友達に知り合いか聞いてみますね)

そしてたくさんの国を色塗りしました。
ここでも韓国の国が小さいことにみんな驚いていました。

アボカドが嫌いだと言っていたのに、食べてみたらおいしかったようで、ランキングでは1位にしていました♪
まとめ
こんな風に地図を使って世界の国を比較してみたり、実際に食べてみて楽しんだりすることで、世界に興味を持つっていいですよね♪
英語教育って、英語を教えるだけではないと思っています。
とくにSTEAM×英語では、英語を話す楽しさを知ってほしいです!
もちろん、英語だけじゃなく、STEAMのねらいの理系や芸術系の能力や、教科を横断して学ぶ柔軟性、そもそもの「学ぶ」ことに対してのポジティブな気もちを大切にしていきたいです♪
お知らせ
Kobe Kids Baseでは、探究学習、STEAM×英語、アウトドア学習の3本柱で、子ども達にグローバルな視点を持てるよう教育を提供しております。
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