Unit 6 Week 2

レッスンレポート

英語教育に携わって約20年。保育士、幼稚園教員、小学校教員免許を持ち、教育の専門家として子どもの成長に寄り添い、英語教育を進めてきました。そんな私の英語教育がメインの、教育について書いてあるブログです。

☑ レッスンの様子が知りたい!
☑ このレッスンのねらいは?

こんな方に読んでいただきたいブログです。

今回は
・火曜(英語、STEAM×英語)
・水曜(STEAM×英語)
・木曜(探究学習、STEAM×英語)
・金曜御影クラス(STEAM×英語)
のクラスのレポートです。

STEAM×英語 活動内容とねらい

前回塗った背景の上にいろんなパターンを描きました。
普段はいろんな制限をできるだけせずにのレッスンが多い中、今回はサイコロを振って出た色でその模様しか書けないルール。
普段だと選ばない色や、書かない模様に子ども達も新鮮そうでした。

色はpink, blue, light blue, red, green, yellow
パターンはdot, straight line, wave, triangle, rain drop, zig zag

できた絵は本当にいろんな個性が光る絵ですごくかわいかったです。
ただ、・・・すごく残念ですが、この絵は次に切り刻まれ、違う姿に変わります(笑)

レッスンの様子

火曜(英語、STEAM×英語)

1コマ目(英語)

先週餃子のことをすっかりと忘れていたので、今日こそは!!と張り切ったものの、Hくんお休み・・・。
なんというタイミング。
復活したらまた餃子やりたいですねぇ♪

高学年のこのクラスは、白菜を切るところからしてもらいました。
包丁をレッスンで持たせるのは初めてだったので、どのくらいできるのかわからず、私が指は丸めてね、よそ見しないでと伝えると、「わかってるって」と(笑)
お家でもいろいろさせてもらってるのがよくわかり、安心して見守ることができました。

Hちゃんは餃子メイカーを持参(笑)
私も初めて使わせてもらいました。
なんて速いんでしょう(笑)

2コマ目(STEAM×英語)

せっかくだったので、英検の過去問を解いてみました。
しっかりと読むこともできているので、5級は確実ですね♪
レッスン中は3級レベルの内容をしているので、4級レベルの単語を読むことに慣れたら4級も確実です♪

~お子様の英検受験を考えていらっしゃる保護者の方へ~

このレッスンでは、英検を受けることを目標にはしていませんが、本人が受けたいと思った時に、ちょっとした対策さえすれば受けられるようにとレッスン内容を組んでいます。

ただ、英検は英語教育の長い道のりのブースターとして使ったり、頭の整理のためとしての位置づけで考えてほしいと思っています。
決して、英検合格が英語教育のゴールになりませんように。

水曜(STEAM×英語)

Kちゃんは今日もしっかりと予習をしてきて、オープニングクエッションはホワイトボードにかいてくれました♪
Rくんはこれから曜日カードの並べ替え担当!

(写真はWednesdayのeが抜けてます。この後修正しました。)

サイコロを転がして出たzig zagや、waveなど一生懸命読んでくれてくれていました。

模様を描いてるだけなのにこんなにも楽しそう♪
いつも、こっちも笑顔になる時間です♪

木曜(探究学習、STEAM×英語)

1コマ目(探究学習)

まずは日常会話から♪

USJに行った話や、万博の話をしました。
世間話ではありますが、だれが何の話をしているのかを聞いて、それについて質問をする。
小学生の間はまだ自分の話を聞いてほしい気持ちの方が大きく、他の人が話していても全然違う話を始めたり、自分の話にすり替えていったりします。
大人でも会話のできない人いますよね・・・(笑)
探究学習では対話が重要なので、こういう練習は大事です。

先週の発表の振り返りを。

「緊張したけど、うまく言えてよかった。」
「どのあたりがうまくいったと思った?」
「英語がうまく話せた。最後のありがとうございましたも合わせれた。」

「最後合わせるのが難しかったけど、本番はできてよかった。」
「初めて人前で英語を話して緊張したけど、先に発表した子が上手だったから自分も上手にやりたいって思った。」

「トップバッターがしっかりと発表できてたからいいプレッシャーだった。」

「お母さん、お父さんからの感想に恥ずかしかった」

本当に子ども達しっかりとできていて、私もかっこよかったと思います♪
子ども達からもいい感想がたくさん出てきたので、子ども達の中に達成感や自己肯定感などが育ったと期待しています。

次に、次回もっといいもの似するために、今回の反省点がないか聞きました。

「もうちょっとハキハキと笑顔で頑張りたい」
「カンペなし」
「大きな声で」
「あれが完璧で直すところない」(笑)
「立ってるときにふらふらしない。」
「もっと練習したい」

本当、子ども達は適格な反省点を出してくれました。
これは繰り返し経験し、慣れるしかないなぁと思います。

次はどんな事がしたいか子ども達と話しあいました。
「次は外国人にインタビューをしたい」
「動画の編集したい」
と、前回の発表から派生した形で次のすることが決まりました。

司会進行も子どもにバトンタッチして、どんなことを質問したいかを考えました。
Yくんに司会進行してたのに、なぜかペンを交換してそれぞれが書くスタイルに・・・(笑)
結局Rちゃんが司会進行役をすることに。
YくんとOちゃんはRちゃんがどんなことをしているかも意識しながら話し合いを進めるように伝えました。

出てきた質問は↓
・国のいいところ
・外国はアイフォン何まであるか(笑)
・日本の好きなところ
・自分が知っているおすすめの食べ物
・外国のおすすめスポット
・名前

いい活動になりそうです♪

2コマ目(STEAM×英語)

出たサイコロの模様を紙に描いていくのですが、どんどん進んでいき、ペイントを出す対応に追われ、写真が取れていませんでした(泣)

模様を作った後も、サクサク進んだので時間があまり、画用紙にお絵描きを始めました。
お互いにWhat fruits do you like?と質問して、クラスメイトの好きなものを絵に描いたりしてたのしんでいました♪

金曜(英語、STEAM×英語)

1コマ目(英語)

ホワイトボードをきれいにしてとお願いしたら、Yちゃんが消そうとして、Sちゃんが私もやりたいというと、「じゃあ私がこっち消すから、こっち消す?」と譲り合い。
なんて平和な世界戦。

曜日はランダムに出してもだいたい読めています。
TuesdayとThursdayの発音が混合しがちなので、繰り返し練習しました。

月はランダムに出すとまだ不安が残ります。
Feptember
Sectember
Nodember
など、今まで耳でコピーしていたので、微調整をします。

今日のフォニックスはGとH。
Gは喉を触ると震えます。
Hはのどが震えません。
二人とも上手に音を出せています。
フォニックスを意識したレッスンをずっとしているので、音を組み合わせて読める単語が増えてきました。
G
get, gas, glass, got, gig, egg, bag
H
hot, hop, hip, hen, her, hat
herはerが二文字のフォニックスなのですが、子ども達からherを言ってくれたので、加えました。

日常表現はGood-morning.スムーズに読めるように練習がんばります。

そして動物の単語の練習。
先週と同じ単語たちで、スムーズに読めるものが増えました♪

構文はDo you like ___? Yes, I do./No, I don’t.
日常会話でもよく出てくるので、よく知っていました。
答えるときにYes. No.だけになってしまうので、文章で答えるように促しています。

書くのも一生懸命書いてくれました。

2コマ目(STEAM×英語)

Sちゃんがずっとredが出るので、シクシク・・・・。
同じのが嫌な気持ちで泣いてるのはわかっていましたが、少し様子を見守りました。
シクシク泣いて誰かに助けてもらう、嫌だから変えてほしいと私にお願いする、気持ちを押し込んでそのまま描くかと想像していました。
そしたら、さっきまではrain dropをそのまま描いていたのに、rain dropを組み合わせて「恐竜の足!」とすごくうれしそう。
私の想像を超えてくれました♪

Shちゃんは年齢は上だけど、英語の勉強歴は他の二人とは違います。
わかる単語をいうのかと思ったら、おおかみってどうやっていうの?と、新しいことに挑戦してる姿が嬉しかったです。

まとめ

この活動では、自分の思い通りに描けないもどかしさを子ども達は感じてくれました。
たまたま同じ色やパターンが続いた時のガッカリした感情や、描いてみると意外といい感じに仕上がったり、制限のある中で工夫して自分の思うような絵を描こうとしたり。
子ども達はいろんな事に頭をフル回転させて活動を楽しんでいました♪

子どもが小さいうちはご家族や周りの大人が「護る」環境が大きかったかと思います。
小学生の子ども達は、成長に合わせて護られる環境から自立する環境に少しずつ変わっていきます。
そんな中、今まで周りが解決してくれたことも、これからは自分で考え、悩み、解決していかないといけません

こういう活動を通して、したいことができないもどかしさ、気持ちや視点を変えて工夫し、解決する、思い込みをなくし、やったことのないことを挑戦し、成功体験を重ねる。
大人にとってはただの遊び、工作などと思われるかもしれませんが、こういった経験を通して子ども達はいろんな「考え方の癖」を身に付けていきます。

お知らせ

Kobe Kids Baseでは、探究学習、STEAM×英語、アウトドア学習の3本柱で、子ども達にグローバルな視点を持てるよう教育を提供しております。

11月29日

花山でALTとイベントブースを出展します。
詳細は決まり次第ご連絡いたします♪

12月6日

English×クリスマスツリーづくり
子ども達に大人気だったNorie先生との木工クラフトのワークショップを開催します。
詳細は決まり次第ご連絡いたします♪

最新情報は公式ラインから

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