Summer School Week 3

レッスンレポート

Summer School Week3は、「廃材から新しい価値を生み出す」をテーマにした1週間。普段なら「もう使えない」「捨てるもの」と思ってしまうようなペットボトルキャップ、お菓子の袋、布の端切れ、さまざまな廃材たち。まずは、それぞれの素材を「ゴミ」と「資源」に分けるところからスタート。すると、最初はゴミだと思っていたものの中にも、まだ使えるものや、何かに生まれ変わる可能性を持ったものがたくさんあることに気づきました。「これを使ったら何が作れるかな?」そんな視点を持ちながら、子どもたちと一緒に、廃材に新しい価値を加える1週間のスタートです♪

こんな方に読んでいただきたいブログです。

今回は
・火曜(英語、STEAM×英語)
・水曜(STEAM×英語)
・木曜(探究学習、STEAM×英語)
・金曜御影クラス(STEAM×英語)
のクラスのレポートです。

レッスンの様子

Day 1 (Monday)

今週ははじめましてさん2人が加わって、英語歴もバックグラウンドも様々な5人でのレッスン♪
さてさて、どんな1週間になるのかこれから楽しみです!

最終日のバーベキューで何を焼くかを相談。。
今回初めて鶏肉のリクエストも。
カレーの意見も出ましたが、カレーとBBQの両方してたら時間が足りないと思うので、どちらか・・・と話で結局カレーはあきらめることに。
これまでカレーは挑戦したことがなかったので、いつかみんなでカレーを作っても楽しいかもですね♪
こんな風に今回はSummer School初参加の子が3人もいたので、いつもと違ったリクエストもあって面白かったです!

たくさんのゴミのような資源のようなものを集めました。
・ペットボトル
・ペットボトルキャップ
・布の切れ端
・糸の切れ端
・卵の殻
・牛乳パック
・空き瓶
・うちわ
・保冷剤
・短いクレヨン
・たまねぎの皮
・汚れた服
・コーヒーかす
・紅茶かす
・お菓子の袋
・マグネット

ゴミか資源か。
子どもたちに質問すると、こういう時って「全部資源!」となるんですよね。
でも、じゃあ、どうやって資源として使う?と質問すると「ん・・・。」と困った様子。


お家でも学校でもリサイクルやリユースのことを話したり学んだりする機会は多くなり、何かには使えると思う子も増えてきたように思います。
ただ、じゃあどうやって?と具体的なところになると難しい。
Week3の活動を通して、自分ならどうする?と自分事としてリサイクルやリユースのことを考えてもらえたら嬉しいです。
そして、そう考える過程は発想力、思考力、創造力など、子ども達に身に付けてほしい力も自然とついていきます。

まずはクレヨンづくりから。
何色を使うか順番に選んでいきました。
順番がわからなくなると、”Who’s next?”とたくさんいう機会ができました♪

電子レンジで熱するとオリジナルのクレヨンが完成!!
それぞれいろんな個性のあるクレヨンができてうれしそう♪

そうこうしているともうランチの時間。

布の染めものクイズ!
玉ねぎ、コーヒー、紅茶、アボカドの4種類で染めた布を見せて、何で染めたかをクイズにしました。
実は、コーヒーが一番濃く染まると思いきや、実は紅茶が一番染まるんです!
子ども達も騙されていました(笑)
そして、次の日からの染物準備で1つを選ぶことに。
5人、そして年齢も、性別も違うとそれぞれ意見が違う・・・。
いろいろありましたが、コーヒーに決まりました♪

その後、ペットボトルキャップでマグネットづくりを。


こちらも接着剤とねんどが乾くまでに時間がかかるので、今日は土台の部分だけ。
皆でペットボトルキャップを選び、ねんどを入れました。
乾かすのに付箋に名前を書いて、おいておくのに子ども達から名前をサインのように書くようにリクエストが。
こんな風に英語に興味を持ってくれるのも嬉しいです♪

そしてジェルの虫よけを作りました。
保冷剤って本当たまっていくんですよね・・・。
そしてジャムや鮭フレークが入ってた瓶も。
一回使って処分するのは本当にもったいない。
そんな廃材が、こんな風に子ども達が目をキラキラさせて、楽しめるものに変身するのは本当嬉しい!!

出来上がった虫よけジェルはいろんな色でキレイ!!
中にはハッカ油を数滴たらしています。
ジェルの中の水分が蒸発しますので、定期的に水とハッカ油を加えてください。

学年も、性別も、使う言語も違う子が5人も集まって、どうなるかと不安と期待とワクワクしていましたが、初日からみんな仲良くなって嬉しかったです♪

Day 2(Tuesday)

Sちゃんが、レッスンが始まる前から英語で曜日の言い方を確認してくれました!
Sちゃんは初日に私は英語が全然わからないからぁと不安そうでしたが、Sちゃんを始め、みんな積極的に英語を学ぼうとしてくれています♪
本当、「気持ち」を育てる事こそが難しいのに、Kobe Kids Baseに来てくれる子は本当こんな風にみんなが英語に対してポジティブな感情を持ってくれる事が嬉しいです。

モーニングアセンブリが終わったら染め物の準備から。
子ども達に巾着の作り方の話をして、サイズは自分で決めてもらって、布を切ることに。

布を切るのも子どもにとってあまりなじみのない作業ですね。
切るだけでも悪戦苦闘・・・。

コーヒーの出がらしがごみになる話をしました。
そしたら、「誰かの飲みかけのゴミは触りたくない。」と。
という事で、コーヒーの淹れ方を実際に見せました。
コーヒーを淹れない子ども達にとってはコーヒーを淹れるという作業も新鮮!
そしたら「くさい・・・」と(笑)

次は子ども達お待ちかねのペットボトルキャップのマグネットづくり。
昨日作った土台に、ホイップクリームを作って、飾りを作りました。

それぞれほしいパーツがあるようで、真剣(笑)
I want a green one.など、英語で何が欲しいか、色の言い方、などなど子ども達は学びました。
そして、昨日も使ったWho’s next?、Which one do you want? What color do you like?など、たくさん英語でコミュニケーションを取ってくれました。

出来上がったマグネットは同じパーツでもそれぞれ違って、それぞれかわいい♪

残ったパーツを使ってシールづくりも♪

何かを選んだり、一つの事を決める時には意見がぶつかり合う事もありますが、その後すぐに隙間時間では言語や年齢関係なく遊べることを考えて遊ぶ事ができるのがすごい!!

豆乳に浸した布をコーヒーを使って染めました。
部屋中コーヒーの香りがして、私だけ少しリラックス。
子ども達はくさそう(笑)

染めた布は巾着袋にしたいと思います♪

次の活動はサンキャッチャーづくり。
ペットボトルを丸く切って、火であぶると急にふにゃっとなって花びらみたいな形になるんです。
今回はキレイなブルーのボトルを用意しました♪

火を使う事に子ども達はドキドキ。

私が” Too close.”(近すぎる!)と連発していたら、Sちゃんがどういう意味?と興味を持ってくれました♪
普通に英語を教科として勉強していると、closeって「閉める」の方を勉強しますよね。
こういうレッスンをしていると、意外とcloseの方が使うかも・・・?と思ったりします。
(発音は違いますが)

火を使う作業は子ども達にとっては冒険心をくすぐる作業ですよね。
温まったプラスチックが急にふにゃふにゃになる瞬間子ども達は「きゃ~!!」と大歓声!!

穴を開けてつなげて完成ですが、今日はここで時間切れ。

Day 3 (Wednesday)

染め物をして、巾着袋を作るのに紐が必要で昨日買い物に行ったのですが、それぞれ好きな色があるので、「その色がいい!」という気持ちがぶつかることが・・・。
そして自分の思う色にならなかったら嫌なムードに・・・。
というのが想像できたので、私が買わずにみんなで決めてもらおうと話しました。
選択肢は、
1、みんなで裏の百均に買いに行く。
2、今日私が勝手に買ってくるけど、色に文句をつけない。
結局決まらずでした(笑)
時間をあけたらまた変わるかもしれないので、後ほどまた聞こうと思います。

とりあえず巾着に絵を描くことに。
子ども達は何を書いたらいいかわからないと悩みに悩んでいました。
1人にPCを見せたらみんなに見せないといけなくなるから、見せないと伝えると本を参考にしたり、Kちゃんは英検の本を出してきたので、何をするのかと思ったら、Happyなどの気持ちを表現する英語を教えてほしいと。
なんて嬉しい・・・(泣)

巾着は子ども達が切った布を縫うのが難しくて・・・。
すみません、若干がたがたです(泣)

次に、目印チャームを作ることに。
昨日のケーキ作りが楽しかったようで、子ども達からリクエストをもらいました♪

目印チャームを作りながら、交代で一人はサンキャッチャーの穴あけ。
かなり力が必要で大変。
様子はまたインスタグラムの動画をご覧になってください♪

ランチの後、巾着の紐をどうするかまた話し合うことにしました。
何か決めるにしても誰かが「いやだ」「違うのがいい」本当かみ合わない(笑)
年齢も性別も言葉も違い、多様性だなぁと思います。
何を進めるにしても意見のぶつかり合い。
英語や技術だけじゃなく、気持ちのコントロールや人間関係を学ぶWeek3になりそうです。
結局、裏の100均に紐を買いに行くことに。
ようやくこれで全員が納得いきました(笑)

帰ってきたらそれぞれに作業開始。

紐をつける子、サンキャッチャーのパーツに穴を開ける子。
どちらも嫌でドミノをする子(笑)

でも、RくんがMくんにやり方を一生懸命教えてあげたり、一緒に遊ぶ姿をみて、Rくんの成長を感じました。

作業がなかなか根気のいる作業・・・。
子ども達にDon’t give up!と声をかけると、ドン・キホーテ?と(笑)
内容は違いますが、ちゃんと耳はこちらに傾けて、しかもなんと言ったのか気にしてくれていることが嬉しいです♪

Day 4 (Thursday)

朝イチで、明日もし大雨だった場合、スクールで何をするかを考えました。
パンケーキ、ピザ、スパゲッティーの3択で一悶着。
みんなの意見がバラバラすぎて、しかも誰も譲らない・・・(笑)
私が決めたら次は私に対して怒りが向くので、自分たちで平和に話し合ってと伝えました(笑)
最終的にパンケーキに決まりました。
明日、万が一お天気が悪くてもスクールの中で子ども達が楽しかったと思えるような一日を過ごせますように♪

ようやく活動スタート!
昨日作った土台で目印チャーム作り。
色や形の英語を確認して、作りはじめました。

活動中もMay I use~?や、~, please.など、しっかりと英語でコミュニケーションを取ってくれてました。
英語の初心者さんたちもこういう時はどういえばいい?など、すぐにはわからなくても聞いてくれたり、英語でのやり取りができる子の真似をして英語で一生懸命伝えようとしてくれました♪

先にできた子から、サンキャッチャーの仕上げを。
くくるのもできない子にとっては難しいですよね。
いろんなところから”Ms. Yamada, help, please!”の声が(汗)
I have only one body!と何回も伝えました(笑)

出来上がったサンキャッチャーは光に当たってきれいなブルーに♪

出来上がったらランチ♪
ランチの後にはミニオンリベンジ!
再生しようとしたらストップ(泣)
何度か試したのですが、ダメで、最後の一回で私じゃなくて、Kちゃんがトライしたら・・・なんと映りました(笑)
みんなから「やっぱりMs.Yamadaがテレビに嫌われてたんじゃん。」と(泣)
笑うしかありませんね。

そしてサンキャッチャーづくりの続きとペットボトルのキャップを溶かして地球のキーホルダー作りをしました。

何人かは以前にも地球キーホルダーは作ったことがあるのですが、またリクエストしてくれました。
楽しんで作ってくれたようで、嬉しかったです♪
初めての子は、ペットボトルキャップがどんどん溶けるのが驚きで、楽しかったみたいです♪

Day 5 (Friday)

さてさてこの4日間、意見の食い違いや言葉の違いの壁を乗り越えてきた子ども達はどんな一日を過ごすのかとドキドキと、不安との気持ちでスタートしましたが、初日とは違うメンバーか!?とビックリするほど人間関係がしっかりとできていました。

Sちゃんが意外にも虫や生き物が好きなようでみんなのムードメイカー的な存在に。
そして、今まで虫や生き物が苦手な子が多かったのですが、今回またいつもと違った川の音Baseの一日になりそうな予感です♪

川の音Baseに着いてセッティングした後、早速川遊び。
私が細かい準備をしていたらすぐに蟹を捕まえたと楽しそうに子ども達が見せに来てくれました!

これまで水鉄砲や石投げ等で遊ぶことが多かったのが、今日はもっぱら生き物探し。
魚、カニ、トカゲ、虫、いろいろ。
メンバーが違うと本当楽しみ方が違うと改めて思う日でした。

BBQの準備もすっかり子ども達が率先してやってくれるので、私の出番がますます減っていきます。
女の子たちがテキパキと働く、働く。
もうお母さんでした(笑)

今回はよく食べる子が多いので、足りるか心配・・・。

と思っていたら余りました(笑)

ご飯の後も子ども達は再び生き物探しへ♪

生き物を探していたら急に子ども達が「キャ~!!」と大絶叫。
何かと思ったら、何やらブニブニしたものが・・・。
私も両生類や爬虫類は苦手なので、とにかくそっとして離れて!!と伝えたのですが、動く感じではない・・・。
何かと恐る恐る見てみたら、よくわからないのですが、川の音Baseの安田さんはナメクジではないかと。
手のひらサイズの巨大ナメクジ初めて見ました(笑)
写真は控えておきます。
もし見たい方いらっしゃったらお声かけてください(笑)

最後にひと騒動ありましたが、気持ちを切り替えて最後までお片付けも頑張ってくれました♪

Sくんは行きの道で鉱石を拾うんだとビニール袋を片手に歩いていたのに、楽しすぎてすっかり忘れていた様子(笑)
そんなに喜んでもらえたら私も嬉しいです♪

まとめ

この1週間、子どもたちからは毎日のように、「これ作りたい!」「これに使えるんじゃない?」というたくさんのアイデアが生まれました。一度は「ゴミ」と思われたものも、見方を変えれば新しい作品の材料になる。実際に手を動かしながら、そのことを子どもたちはたくさん体験してくれたように思います。もちろん、この1週間だけで何かが大きく変わるわけではないかもしれません。それでも、これからの生活の中で、「これ、何かに使えないかな?」「ゴミを減らす方法はないかな?」と少しでも考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

そして、このSummer Schoolを通して、スクールでも「これ、英語でなんて言うの?」英語に興味を持ってくれたり、「Ms.Yamada英語で言わないとだめだよ。」と言われたり(笑)
家でも英語が出てくるようになったと、嬉しいご報告も頂きました♪
こんな風に楽しい活動を通してだらからこそ、英語を教科として押し付けられるのではなく、コミュニケーションツールとして身に付けたいと思うのだと実感しました。

そして、実はこの1週間、「楽しい!」だけではありませんでした。
「私はこうしたい」
「僕はこっちがいい」
子どもたちの意見がなかなか合わないことが多々ありました。
私が勝手に決めると、「Ms. Yamadaが決めたから!」「こんなんいやや」と言われることもあれば、
子どもたちに任せて話しあうと時間がかかるか、決まらない・・・。
「じゃあ、どうしたらいいん?」と、私自身も何度も考えさせられました。

自分の作りたいもの。
自分の食べたいもの。
自分がいいと思うもの。

それぞれに「こうしたい」という思いがあるのは、とても大切なことです。
でも、人と一緒に何かをするときには、自分の思いだけではうまくいかないこともあります。
相手の意見を聞く、自分とは違う考えを受け入れる、時には譲る、みんなが納得できる方法を一緒に探す。
これは、大人でも簡単なことではないですけどね・・・。
だからこそ、こうした「うまくいかない経験」も、子どもたちにとって大切な学びだと思っています。

Summer School Week3が、子どもたちにとってそんな小さな気づきにつながる1週間になっていたら嬉しいです♪

お知らせ

Kobe Kids Baseでは、探究学習、STEAM×英語、アウトドア学習の3本柱で、子ども達にグローバルな視点を持てるよう教育を提供しております。

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